その1.あらゆるものをシンプルに

5章程読んだんだけどなかなか面白い!
Java魂」よりこっちの方がいけてるな!
でも、読んでわかった気分になるのが自分の悪いところなので、いくつかメモを残しておこう。

あらゆるものをシンプルに

シンプル、つまり単純性です。
単純性は、良質なコードの基礎であり基盤です。
単純性は、以下のようなメリットがあります。

メンテナンスしやすい

シンプルなコードは速く書けます。
また、直すのが楽なだけでなく、捨てるのも惜しくありません。
逆に、時間をかけて凝りに凝って書いたコードは、問題がおきてもなかなか捨てられません。
(これはあるかも。。)

試験がやりやすい

シンプルなコードはテストもしやすいです。
また、細かいところまで徹底的にテストすることが可能である為、コードへの信頼性があがります。

理解がしやすい

シンプルなコードは、大量のドキュメントがなくても読んだだけで理解できます。
また、シンプルなコードは誤解が生まれにくい為、引継ぎもやりやすいです。


ここで気をつけたいことは、単純性は、単調とは違うと言うことです。
つまり、単純なコードを生み出す為には真剣な思考が必要です。
神経質にあらゆるものをシンプルにしなければと考え過ぎる必要はありませんが、
とにかく思いつく選択肢の中からいちばんシンプルなものを選ぶのが、多くの場合に一番の得策です。